ほうほうのてい

展覧会最終日、早朝東京を出る。

関越道を気持ち良くブーと90kmで運転していたところ、急に減速して、えっ!何!ってなったら見たことのないエンジンのマークのランプが点灯してて、ヤバい!怖い!って焦ってたら、運良くサービスエリアの直前だったのでそのまま入る。

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手は汗でびしょびしょ、震えてタバコに火がつかない。スマホでこの症状を色々検索しても結局分からないので、ロードサービスに電話する。

横目で見えるSAで休憩しているこれから旅行に出かけるであろう幸せそうな人たちがとたん恨めしく思え、ここで自分が一番不幸だと悲嘆に暮れる。後から思えば路上で止まるより全然良かったのに。

 

ロードサービスは直ぐに来てくれて、助手席の下から変なタブレットみたいなのを繋げて色々チェックしてくれ、どうもO2センサーに異常があるらしいけどよく分からない。とりあえず点灯ランプを切ってくれると普通に走れる状態にはなったけど、とてもじゃないけどこれから200kmこの車で行く気持ちはなく、インターを降りてレンタカーを借りて行く。

 

展覧会には当然間に合わず、夜、長岡に着く。

画廊で待ってくれたオーナーに労ってもらい、慰めてもらい、日本酒を頂く。

前回と同じホテルに行き、頂いた日本酒をカッポカッポ一気飲みする。

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