2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

前蛹(ぜんよう)

体を糸で固定し、蛹になる準備を整えている。体内ではめまぐるしく組成変化が起きていることだろう。

先輩と後輩あるいは兄弟姉妹

この糸くずのような幼虫が、いずれ鳥の糞のようになって、最終的にはブリブリの青虫になるのだから不思議を通り越して畏怖すら感じる。

国会前 97

正門前に行く。 横断歩道を渡った側にも行く。

集合住宅の自転車置き場

「飼い犬の糞は責任持って飼い主が処理しましょう」という貼り紙が、そのうち「監視カメラが見ています。場合によっては法的処置をとらせてもらいます。」と変わっていった。それでもそれをあざ笑うかのように糞は続いた。 けど昨夜、見た。月明りのなか、小…

滋味

「恋する惑星」見る。第2部がチャーミング。なにより音楽がいけてる。オリジナルはクランベリーズというバンドだそうで、ユーチューブで検索すると、パティスミスみたいな、中島みゆきみたいな怨念があって、ブロンディみたいなキャッチーな感じでいいなぁっ…

眦をけっして

「トゥルーグリッド」 酔っ払いのくだ巻いて呂律があやしい感じの喋り方が、トム・ウェイツのライブアルバムにそっくりで、トムもへべれけだったのだろうか、それとも南部(西部)訛りなのか、いずれにせよ格好良い。

千葉

川村記念美術館「サイ・トゥオンブリーの写真 −変奏のリリシズム−」 以前は無料で開放されていた園内の敷地が有料になっている。維持管理費がかかるとのことで、ふところは大変なのかもしれない。沼の方からウシガエルが「ボーボー」鳴いている。 そのあと千…

木場

東京大空襲・戦災資料センター、東京都現代美術館「キセイノセイキ」展、無人島プロダクション「小泉明郎展「空気」」をはしごする。「規制の世紀」のとば口に我々はたちすくんでいる(あるいはすでに首まで浸かっている)。

そば会

友人たちとその子供たちと蕎麦会。 自分は、なんとかというお笑い芸人に似ているらしく、いきなり「お笑いやっているのですか?」とつぶらな瞳で尋ねられる。「してないよ」と答えると「そうですか…」としおらしかった。 しかし、時間が経つうちだんだん馴れ…

やるせない

「ブラザーフッド」カン・ジェギュ監督。戦場の狂気に蝕まられていく中、顔つき、仕草も変貌していく。冒頭の甘ったるい紅顔のアイドル少年が鬼神に変わり、ちぎっては投げちぎっては投げ、焼山野かけまわる。 同じ民族で思想の違いからここまで憎しみあえる…

自転車修理

近所の大型チェーン店の自転車屋さんにパンクを直しに行く。タイヤが磨耗しているので新しく替えた方が良いと勧められる。またペダルの軸がブレているのでそれも修正した方が良いと言われる。パンク防止液を注入した方が良いと勧められる。今、混み合ってい…

蜜柑の花がいっせいに咲く。

あげは

ちび。 でか。

有明

有明の5.3憲法集会に行く。 大きな公園のすみっこに座ってタバコを吸いながら、ぼんやりスピーチを聞く。 スピーチは皆、正しい事を言っていて共感することも多かったのだが、一方、その様な「正しい」言葉は「正しい」がゆえに今の言葉が蹂躙され恥辱される…

リフォーム

体のサイズに合わせて枝で蓑を修復している。顔が少し出ている。

愁嘆場

「運動靴と赤い金魚」 これも昔見た映画。少年が実に可愛い、情け無い泣きべそ顔を遺憾なく発揮してて、そこにはいいようの無い哀しみ、理不尽さに対する怒り、運命に翻弄される戸惑い、それに対する無力さ、諦念、が表されている。人生の深さがある。何かあ…