2017-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ご挨拶

通勤途中に通る新宿ガード下にはいつも同じ端正な顔立ち肌もハリツヤのある浮浪者がいる。 その曇ったようにも澄んだようにもみえる眼差しの奥には、随分昔に連絡の途絶えた友人の面影もあるような気がして通るたびに「カオルさん、おはよう」と心の中で挨拶…

満貫

昭和40年10月生まれの「ドラドラ」。現役で7色の風を送る。電源レバーが剥き出しで、濡れた手で触ろうものなら丸焦げになりそうな気もしておっかない。

ルーティンワーク

お昼になるとやってきて「ごはーん」と言う。その他は一日中寝ている。だいたいまめさんと同じ年くらいだそう。

裁断師

大量に紙を裁断する為のガイドの作り方を教えてもらう。今までちみちみ計りながらやっていたけど、そして何枚か目盛りを読み間違えて斜めになってしまったりとかしてたけど、この方法だと全く同じように機械のように切れる。間違える余地がない。

相性

工房で感心されたのは、培ってきたシルクスクリーンの技術ではなく、半ノラ飼い猫にすぐにうちとけられたこと。色々な作家(猫好き)が来ても誰にもなつかなかったそう。 頭の形といい、手の形といい、仕草といい、鳴き声といい、まめさんにすごくよく似てい…

新しい仕事

シルクスクリーン版画工房で短期のアルバイトを始める。その工房はうちから片道2時間半かかる山の奥にある。そこはまだ冬で、時折雪がちらつく。富士山が近く大きい。

座談会

重野克明氏、湯浅克俊氏、杢谷圭章氏と自分とで「ポストバブル世代の版画家が抱える希望と絶望」というタイトルで座談会的なことをする。「ポストバブル世代」という言葉は、2006年府中市美術館で開かれた「第3回府中ビエンナーレ 美と価値 ポストバブル世代…

展示風景 版画のcore1

醜中年

知人から「美少年」をいただく。美味、美味と飲みつづけているうち酔いつぶれてそのまま眠ってしまい、夜半、気色が悪くなって目が覚めトイレで嘔吐する。

国会前 107

久しぶりに国会前に行く。