2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

私たちは悪い人間じゃない、悪い場所に居ただけ。

「シェイム」監督スティーヴ・マックィーン トラウマとは、本来、言語化できない、意識化できないものであって、本人があったことすら恐ろしくて向き合うことができないほど、だから無意識に無意識の下に沈潜させ、重い蓋をかぶせて封印してしまうもの、とい…

抑圧移譲

健康診断の結果を聞きに行く。先生は、ガンマジーピーアール値と尿酸値が若干高いけど、お酒飲むならしょうがないからと無愛想に、半ば吐き捨てるように言う。 どうでもいいぜって気持ちと、特に大きな問題もないみたいで不安が解消された開放感がないまぜに…

素直な心

またみかんの葉を摘みに行く。散歩中のおじいさんが怪訝そうな顔で「採るんか?」と聞いてきたので「はい」と答える。

国会前 101

再び日比谷公園を抜けて行く。

きづくと秋

昼間は暑いけれど、ススキの穂が出て、夜になれば、ちょっと前までのセミのこえではなく、シィーシィーシィー、ジャッジャッジャッとコオロギクツワムシマツムシが泣いている。

納涼会

仕事先で花火大会と納涼会。あれ、ついこの間花火大会に来たのに、もうあっという間の一年で、その証拠に同僚が着ている服が去年と全く同じアロハシャツなのを明確に覚えていて、それを指摘すると勝負服で1年ぶりに着たのだと言われる。だんだん時が経つのが…

邪気

久しぶりに息をするのも憂鬱な位の二日酔いになる。背中を丸め、おえ〜という気分を飲み込みつつ、苦行のように眠る。体内には、悪意の塊のようなものが鎮座ましまして、それが目覚める度に少しずつ小さく、薄まっていく。

類似

イモムシを観察するたびに、まめに似ているなぁと思っていて、それは例えば頭を垂れて眠る様だったり、寝呆けて時々ピクンと動いたりするところだと理解していたけど、もうひとつ、ミカンの新芽を食らいつくし、それでも枝の先端を舐めるよう貪る様子が、足…

南から

羽がボロボロの蝶が部屋に入ってきたのでポカリスエットをふくましてあげる。見たことのない美しい蝶だと思う。けど後日、いたるところでみかける。今まで気がつかなかっただけなのか、今年から急に増えたのか。

厳しい騒擾

「少年は残酷な弓を射る」 きっつい映画。いわゆる成功した裕福な夫婦の元に産まれた赤ちゃんは男の子、何故かものごころつくまえから、母親だけを憎み、蔑み、純然たる嫌がらせをし続ける。 高校生になった彼は、猟奇的な無差別大量殺人を犯し、母親へ嫌が…

プレデター

アシナガバチ(?)が狩猟している。電光石火で食いちぎり捻り殺し肉片にして巣へ持ち運ぶ。すごい迫力で息をのむ。あっという間に3匹やられる。頭からオレンジの角を出して威嚇するもなすすべない。 あたりには柑橘系刺激臭が漂い、枝からは肉片が無残に垂…

ならわし

図書館に行くと、大抵、4、5冊借りてしまう。そしてそのうち、1、2冊くらいしか読まないまま(あるいは1冊も読み終えることなく)返却期限が来て返す。そして、せっかく来たのだからもったいないという思いがもたげてきて、こりずに4、5冊借りる。