展示のお知らせ/広沢仁展「ティンブクトゥ」



新作による個展をします。お時間ございましたらぜひ。
広沢仁展「ティンブクトゥ」

●4月15日(月)〜26日(金)
11:00〜19:00(最終日17:00)日曜休み
ギャラリー砂翁
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町1-3-1 渡辺ビル1F

●5月9日(木)〜14日(火)
11:00〜19:00(最終日17:00)
〒753-0074 山口県山口市中央1丁目5-14
ギャラリーナカノ

「古代より長らく、サハラ砂漠を越えたアフリカ内陸の黒人と北アフリカからやってくるベルベル人ムスリムの商人が出会う交易拠点であって、間接的にはヨーロッパから来る商人ともつながっていたことから、この都市にまつわるさまざまな伝説や物語が伝えられた。それらの多くは、到達することの困難さに由来するものであり、ティンブクトゥという言葉は、「異国」や「遠い土地」の比喩として使われるようにもなった。」(ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/トンブクトゥ」)
知ったのはポールオースターの小説で、そこでは「彼岸」というか「桃源郷」のようなニュアンスで使われていて、ロマンチックなイメージとして記憶に残ったのだけれども、たまたま見かけたインターネットのニュースでは、トンブクトゥは近年、イスラム過激派が占拠、空爆もあり、治安は悪く、ゴーストタウンになったりもしている、なんて穏やかじゃない情報が流れていて、そもそもの言葉が違った比喩に更新されたというか、それはここ10年、驚くような事が重なり、いろいろ変わってしまったのかなぁ、というか、いや、以前から世界はこういう部分はずっとあってインターネットによってチャンネルが開かれ可視化されただけ、という気もする、けど、まぁ、自分自身に「ちゃんとやろうぜ」って向けたタイトルです…。