おしゃべり


作品搬入のため、いつもお願いしている運送屋さんに電話をすると、開口一番、アベノミクスなんて言ってるけど、こっちは全然恩恵受けないし、アベコベのミックスですよー!と、続いて現代の大学が置かれている窮状への見識、そしてこんな時代だからこそ文化を蔑ろにしてはいけないと展開し、それから最後に、その日は予定があって自分は行けないから代わりの者を手配すると言われ電話を切られる。画面を見ると20分が経過していた。元気そうで嬉しい。