狂気の法廷


コーエン兄弟ノーカントリー」見る。「ミザリー」を思い出した。(髪形?無表情?)。仇をうったり、それを返討ちにしたりすることなく、人々は抗えず無力に「コインを投げて決める」ように無慈悲にそしてあっけなく死んでいく。それに対しての花向け(美談)やそこからくみ取るべき教訓もない。おそらく、人の一生ってそういうものなのだろう。
けど保安官が昨夜見た夢の中には希望(?)があった。「夢の中で俺は知っていた。親父は先に行き、闇と寒さの中、どこかで火を焚いている。」