連勤最後の日


工房の仕事が3時で終わったので、そのまま秋の展覧会の挨拶と打ち合わせに小田原のギャラリーに行く。帰り、ふたたび小田急線に乗るのがもう飽き飽きしてきて、別途金を払い特急ロマンスカーに乗って旅行気分をあつらえる。普段停まる駅をすっ飛ばして行くのは実に爽快で、また、特急料金を購入した豪奢さが己を肥大化させ、思わず窓からホームで普通電車を待つ人々に「庶民のみなさ〜ん」と手を振りたくなる。今日をもって片道2時間半の連続勤務はひとまず終わり。