裏打ち


技法書を見ながら和紙の裏打ちをしてみる。これで以前購入した薄っぺらくて頼りなくて使えなかったのが自分好みの厚みになれば良いと思う。裏打ち専用の「打ち刷毛」という高価なものは持っていないので、ホームセンターで購入した襖張り用の刷毛でバンバン叩く。何か根本的にやり方を間違っているような気もするけど、大量のインクでガチガチにコーティングするから、まぁいいかって思う。美術大学時代真剣に取り組んでいなかったからこの年になって色々苦労する。でも当時は日本画的なものは好きではなかったから、人は必要があった時にしか学ばないのかもしれない。