台北3


ガイドブック片手にバスで「九ふん(ジョウフェン)」、「金瓜石(ジングアーシイ)」へ。
「九ふん」は原宿のような猛烈な人混み、賑わいに興醒めし、早々と金瓜石へ歩いて向かう。
その道すがら、昔は金山で栄えた名残、坑夫の家の廃墟が、足尾銅山のような侘しい感じがとてもしみじみして、とても今の自分の心情にあう、初めてなのに懐かしい、なんて感じ。

レンガ壁が崩れた絵、坑道の絵、窓を板で塞いだ絵を出品しているのだけど、まるでここに来るために作ったのか、とか、予兆があったのか、とか、「ティンブクトゥ」は黄金が集まる場所でもあったけどそこも金山と符合するし、とか、嬉しくなりすっかり気分が良くなる。
夜、東京から来てくれた、常日頃からお世話になっている(そもそも今回の台湾での展覧会のお話を紹介して頂いた)M社長と合流し士林夜市