図書館で


津山三十人殺し」筑波昭
ふと目にとまって、何だっけ?って何か引っ張られるというか、気にかけている事と繋がりがあるのか、完全に途絶しているのか。ルポとはいえ個人が執筆しているのだから、そこに描かれてある風景を額面通り受け取ってはいけないのだろうけど、近代の狭間(都市と農村、現代医学と民間療法、銃後を守る国防夫人と夜這いの風習に生きる未亡人との間)で肥大した自己を持て余したあげく、良く分からない被害妄想、私憤を義憤にスライドさせ、天誅!みたいなの、何か見たこと聞いたことあるような、ないような。