風聞


河原の土手には土筆が生えている。はてついこの間、労働に行った先で皆で山ほど土筆を摘んで帰って卵とじにしたと思ったのはもう一年前か。35歳くらいまでは日々毎日がうだるような長さで、一年なんて気が遠くなるような無限地獄のように気が滅入っていたのに、35歳を過ぎるとほんとうにあっという間になってきて、年上の友人に聞けば、これから先体感時間はもっと短くなるとのこと。楽しみ。