触発自作テーブルソー6 安全への探求
スイッチを改良する。「入」は手でスイッチを押さなければ入らないが、「切」の場合は手なり膝なり何なりでカバーの一部を押せば切れる仕組み。「キックバック」の恐ろしさは筆舌に尽くしがたい。
触発自作テーブルソー5 生の儚さ/死の面影
内側に穴をたくさん空けたスタイルフォームを貼った消音、集塵のためのボックスをつける。蓋を閉めようとすると丸ノコが干渉してうまく閉まらなかったためほじくってスペースをつくる。
わーい出来た出来たと喜んで試し切りをしているとサクサク真っ直ぐ切れて実に良い感じ、有頂天で端材を切っているとそれは起こった。テーブルソーを自作するにあたって様々なインターネットブログを読んでいる中、先輩たちが必ず言及する「キックバック」。木材が刃に対して真っ直ぐ挿入されないと回転する刃に巻き込まれ高速で飛んでくる。自分の場合、幸い丸ノコを設置する方向を間違ったせいで前方へ飛んで行ったが壁には穴が空いた。これ体に当たった場合、打ち身とか骨折、内臓破裂とかじゃなくて身体貫通するなと思った。
即発自作テーブルソー4 穿鑿
台を作ってそれにとりつける持ち運び可能のテーブルソーを考えていたけど、夜中、肩の痛みに眠れないまま思いついたのが、今ある刷り台兼作業机の天板に丸ノコをくっつけるアイデア。普段は机として使って、木材を切るときにはテーブルソーになる仕組み! 机を分解してひっくり返し、2cmくらいトリマーで削って丸ノコをはめ込む。ブレーキ回線がクリアできたので俄然やる気が出てくる。
触発自作テーブルソー3 通電
ギボシ端子を購入してブレーキ回線をひきのばして、3路スイッチに差し込んで、ゴム手袋をしておそるおそるスイッチをつけるとギュイーンと動いた。スイッチを切るとブレーキが効いてピタッと止まった。涙が出そうになった。ただ、電気の仕組みは全く分かっていない。
奇跡の木
ホームセンターの帰り、雑木林を通ってみつけた樹木。瘤から湧出する樹液に様々な昆虫が集まっている。
子供のころ、クワガタ成虫と幼虫を同じ飼育箱で飼っていて、ある日、成虫メスが幼虫を屠っていたのを見てたまげた。蛹を通り越していきなり成虫になったかとすら思った。でもそれは記憶の誤謬、子供の思い違いとか心を矯正してきたけど、先日インターネットで虫を見ていると「数年生きるクワガタ♀は産卵後にタンパク質補給のため、自ら生んだ卵や幼虫を食することがある」と書いてあった。当時熟読していたおくやまひさし著「森の王様カブトムシ」にはそのようなことは書いてなかった。全てではないにしろ「知」は前進している。オオクワガタのブリーディングのサイトには専用のワーム(ミミズ)も売っていた。