2017-01-01から1年間の記事一覧
「う〜ん、昨日より紙が伸びてるなぁ」とか言って、暖房をつけて室内の湿度を下げて紙をチョチョっと縮められた。
朝、駅のホームでシロスジカミキリを見つける。工房に着くと、町内放送で「◯◯町の××さん85歳が今朝から行方が分からなくなっています。見かけた方はご連絡ください」と流れる。昼過ぎ、「◯◯町の××さんは無事に見つかりました。」と流れる。
「ライフ・オブ・パイ」を見る。「動物農場」のようにそれぞれの動物がそれぞれの役割を振舞う。
工房に手付かずのビールがあるから持ってっていいよと言われたので大きなリュックを担いで行く。また近所からの頂き物のナスやキュウリも加わりリュックはパンパンになる。
「あなたを抱きしめる日まで」監督スティーヴン・フリアーズを見る
「愛について、ある土曜日の面会室」を見る。監督・脚本レア・フェネール。
国会前に行く。「秘密保護法」「安保法案」の抗議にはアーティストがこぞって参加していた印象があるあけど、今回あまり聞かないのは「共謀罪」にそもそも興味関心が薄いのか、抗議活動そのものを見限ったのか、それとも別種の圧力でもあるのだろうか。
共謀罪反対に行く。腹が減り、薄ら寒い。
本を読んでいる最中、それを友人がなんとはなしに何読んでるの?とか聞かれるのが昔から非常に嫌で、というか恥ずかしく、いや何も読んでないよとか答えたりして、それは何を読んでいるのかによって自分が査定されているようで、しかしその自意識過剰は逆に…
途中すり抜けた日比谷公園では「世界のビール祭り」をしている。仮説トイレは長蛇の列で、我慢できず他のトイレを探しに走り去っていく人もいる。ビールはトイレが近くなるから、ましてこんな野外では大変。対岸では「共謀罪反対」こちらからは「再稼働反対…
国会前に行く
雑草が繁茂し、そこに白い泡がいたるところについている。ボスは蛙の卵だから大事にしているんだと説明してくれたけど、はて、卵から孵化したおたまじゃくしは水のないこの野っ原でどうするのか、地面を這って水のあるところまで行くのじゃあるまいし、とち…
お昼休みに「珍味売り」の話題で盛り上がったけど、今まで生きてきて見たこと聞いたことない。それは、玄関を開けると薄幸の少女が笛をふき始め、のち悲壮感漂う母親が「珍味です…北海道から来たのです…」とスルメなど乾物を結構な値段で売る訪問販売だそう。…
国会前に行く。
また朝方まで。晩御飯には出前でピザをとってもらう。
銀座の飲食店の内装。予想より早く仕事が終わったので親方にバーに連れて行ってもらう。芋焼酎をたくさん飲み酔っ払う。せっかくの銀座のバーなのでウイスキーでも飲めばよかったかとも思ったけど、ウイスキーなど飲んだらそれこそ帰れなかっただろうと思う。
アトリエでバーベキューをする。
なかなかOKが出ずに次の日の朝まで労働。明け方4時をまわると電池が切れて、動きが緩慢になり心ここにあらず、指示も命令もどこか遠くの方で聞こえて他人事のよう。晩御飯は出前のカツ丼。血尿が出そうなほど疲れる。
国会前に行く
二階共用廊下(?)は人一人しか通れない狭さの上、エアコンの室外機などあって面倒だろうなと思っていた。幅が倍になり、一階の自分の部屋はひさし部分が増えてなんだか暗くなる。
また工房へ。一週間たつと全面的に徹底的に疑う余地なく春になっている。山の空気はまして穏やかでビールでも飲みたい気持ちになる。
久しぶりにアトリエに行く。自分の版に久しぶりに触るとぶよぶよのテンションで、緊張感、しまりがない。自分自身も弛緩して、タバコを吸いながら、知らぬ間に芽吹いた桑、楢、蜜柑、桃の新芽を愛でる。それからプチプチを床に敷いて本格的な昼寝をする。二…
工房の仕事が3時で終わったので、そのまま秋の展覧会の挨拶と打ち合わせに小田原のギャラリーに行く。帰り、ふたたび小田急線に乗るのがもう飽き飽きしてきて、別途金を払い特急ロマンスカーに乗って旅行気分をあつらえる。普段停まる駅をすっ飛ばして行く…
山川が近く、様々な鳥がやってくる。今日は幸せの青い鳥が一瞬来てすぐに去って行った。
工房の庭にはたんぽぽが咲き乱れている。茎の部分が極端に短く地表に這いつくばるように咲いている。よく見るうちのアトリエのとは種類が違うのだろうか。
鎌倉山に花見に行く。細かく冷たく重たい雨がずっと降りつづく。桜はまだ咲いていない。ただ尻の穴から背骨に向かって寒さが貫き通し、静かに風邪っぽくなる。一年ぶりに会えた方もいて嬉しい。
膝の上に乗ってくる。とても軽い。 きんきんに冷えている。
空は怒っている。
行きの電車で隣に座ったサラリーマンは、震える手でビニール袋に包まれたワンカップを飲み一息ついてからタブレットで何かやり始めた。帰りの電車で隣に座った若いOLは、綺麗なハンカチに包んだビールをゆっくりゆっくり飲みつづけた。毎日通勤電車に乗る生…
赤いフィルムと透明なフィルムが2層にくっついているアンバーフィルムをカッターで柔らかく切ると、表層の赤いフィルムだけ切れてペロリと剥がせる。すると描くのとは異なる機械的なソリッドな線、ムラのない色面の原稿が出来上がる。というのを50枚つくる…