珍道中2
朝早くから大型バスに乗り、移動。
移動中の車中から建設中(?)の建物。作られている途中なのか、解体している途中なのか、土に還ろうとしている遺跡なのか分からないところが良い。労働者の気配はない。
雨の中、慶州博物館の中庭を(月曜休みだった)を散策してから
「仏国寺」へ。中国人作家が屋台の「蚕の蛹の佃煮」的なものを買ってきて勧められる。おそるおそる一匹食べてみて、正直、おえってなった。不味いなと思った。けど日本人である自分は、「アメージング〜、テリフィック〜」とか心にもないことをへらへら口走る。すると、遠慮しないでもっとどうぞと手の平いっぱいくれる。
睨みを効かせる四天王だけれどもどこかかわいらしく愛嬌がある。
また踏まれている邪鬼も嬉しそうにはしゃいでいる、じゃれている感じ。
瓦屋。
壁。
細工も上手いような上手くないようなおおらか。
石塀。
手水場(?)の柄杓がカラフルでおおらか。
お昼はビビンバ。
午後から世界遺産の「良洞民俗村(ヤンドンミンソン)」の500年変わらない古い町並みを見学する。
天才が多く生まれた村だそうで、小学校には二宮金次郎的な像が立つ。
天井の梁。
柱の根元部分は傷み易いので取り替えることが出来るような仕組みだそう。
それから「大陵苑」、「天馬塚」、
「瞻星台」の古墳群。いずれも日本語のガイドさんをつけてくれ説明してくれる。ただ、スケジュールが詰まっていて慌ただしい。
それから今回展示するギャラリーへ向い持参した作品を展示する。建物がでかい!
またそこで、今回メールで送られてきたスケジュールは古いもので新しいのが先方のミスで送られてこなかったことが判明し、オープニングレセプションにはどうしても出てもらわないと困る、ついては1日滞在を延ばして欲しいとのこと。また、くわえて連絡ミスで日本人作家は持参作品が一点しかないので急遽もう一点送って欲しいと無茶なことを言う。
夕食は鍋のようなもの。甘ったるい焼酎をやたら一気させられ気持ちが悪くなる。
ホテルに戻り、作家兼通訳の李さんとビールをガブガブ飲む。