着いた時降っていた雨はやんで、風が出てくる。時々、音はせずとも空が光る。 まだ二十歳そこそこの学生さんたちが「憲法読めよ、屁理屈言うな」とコールしていて胸が熱くなる、と同時に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。なんというか、大学生のお盆なんて…

ようやく涼しくなってきた。ここにきてガジュマルが一斉に芽吹き始める。熱帯雨林環境を凌駕していたのか。

炎天下の中、六本木、新宿に知り合いの展示を見に行く。途中、あまりの暑さに頭痛がしてきて、昼飯食べてなかったせいかと思って、あと涼をとるつもり、目に付いた立ち食い蕎麦屋に入る。出てきた「冷やしタヌキ蕎麦」は少しも冷えてなく常温、またコップの…

ビールを飲むとすぐに小を催し、相手は同じだけ飲んでいるのかかわらずたびたび話の腰を折って「ちょっと失礼、お花を摘みに」なんて席を外すのは、連れの人に申し訳ないというより恥ずかしい、だから比較的水分量の少ない度数の高いのものに移行すると今度…

髪型を丸坊主にしてからというもの、味覚が変わったのかナンプラーやパクチーとかやたら食べたくなる。というか何にでもナンプラーをかけている。どういうことなのだろうか。

蜜柑も金柑も丸坊主になってしまったけど、まだアゲハ蝶の幼虫はいる。だから日々柑橘系の葉を調達せねばならない。しかしいざ探すとなると個人邸宅敷地内にはよく見かけるけど、公共の場、葉っぱを千切っても怒られないような気の利いたやつはなかなか見つ…

夜の９時に出先でコーヒーを馳走になったので、家に帰って布団にもぐってからも目が冴えまんじりとも出来ず、明け方うつらうつらしただけで、翌日は終日半睡状態。世の働き盛りの人々は睡眠時間など4、5時間、徹夜、二徹など当たり前だというのに、自分とき…

国会前に行く

夕方、大きなカミナリで昼寝から目がさめた。古代人は、左に雷鳴を聞くと吉兆としたそう。

10年一昔の勘定でいけば、ちょうど三昔。小学に入学して間もない給食の時間、担任の中島先生が三角食べというのをご教授してくださった。それは、パン（ご飯）→おかず→牛乳の順に口に運んでいき、食べ終わるのは全てが同時に、量の過多にかかわらずバランス…

「津山三十人殺し」筑波昭 ふと目にとまって、何だっけ？って何か引っ張られるというか、気にかけている事と繋がりがあるのか、完全に途絶しているのか。ルポとはいえ個人が執筆しているのだから、そこに描かれてある風景を額面通り受け取ってはいけないのだ…

国会前に行く。歩道と車道の境目には鉄柵が置かれてあり、なおかつロープでぐるぐるに巻き固定してあるので凶々しい。車道には絶対に出さないという粛々とした意思。

立川の映画館へマッドマックスへ行く。石井聰亙「爆裂都市」を思い出した。途中、何度も字幕の「ウォーボーイズ」を「ウォーターボーイズ」と読み違える。今の映画館は先にチケットを買えるので、列をつくって待つ必要もなく便利。爆音でズボンが震える。

ギャラリー２ 奥：木村真由美 手前柱：広沢仁 右：木村友香 広沢仁 木村真由美 左：木村友香 手前柱：広沢仁 奥：木村真由美 木村友香 木村友香 広沢仁

ロビー 奥：広沢仁 右：木村友香 木村真由美 木村友香 左：広沢仁 右：木村真由美 広沢仁

ガラスバリ展会場はギャラリー１、ロビー、ギャラリー２と３箇所に分かれています。 ギャラリー１ 広沢仁 木村友香 左：木村真由美 正面：木村友香 左：広沢仁 右：木村真由美

このアラフォー三人展は、まるで「大学生が友人同士で初めて開くグループ展」のようなコンセプト（？）で、初々しく接客し、美術の難しい話はあまりせず、展覧会終了後には三人の記念写真入りお礼状を出すところまでやってて、今回はそれ用にTシャツも作成し…

葉山に行ってから、国会前抗議に行く。

頭髪を２ミリに刈ってもらう。友人・知人から「野球賭博でもしたん？」「戦争にでも行くん？」って聞かれる。風を地肌にダイレクトに感じる。まめさんは大変気に入らないらしく、顔を近づけるとシャーと言いながらパンチを繰り出してくる。

「ガラスバリ」展、展示作業中に強行採決のニュースを知って、さっさと仕上げて国会議事堂前に行く。学生のコールはリズム、テンポがよく、時に二拍三連のコールもあって格好良い。「戦争やめろ。独裁やめろ。アーベーはー辞ーめーろ」「独裁通すな。奴らを…

戦争法案反対に国会議事堂前に行く。デモにくっついて２周する。

駅から帰る道すがら、えらく若者が多いなあと訝しんでいたら、裏の神社で夏祭りをしている。お囃子なんか聞こえてきて、うるせえなあ、なんて思う。子どもの頃はお祭り好きだったのに。

帰りに最寄り駅まで送る車中、軟骨煮の作り方を教えてもらう。３日煮ないとダメ、２日じゃダメときつく言われる。

カウンターの目の前には透明なガラスケースの冷蔵庫があって新鮮な魚介類が並んでいる。けど、少し様子がおかしいのは何故か板前方には小さなカーテンがかかっていて、つまりケースの中は客側からは見えるが板前方向からは見ることが出来ない仕組み。その都…

木村友香 広沢仁 木村真由美の三人展をします。 どうぞよろしくお願いします。 7月16日（木）〜21日（火）11：00〜18：00（最終日17：00まで） コートギャラリー国立 〒186-0004 東京都国立市中1-8-32 TEL 042-573-0023 http://www.courtgallery-k.com

ライブの前席のエルビス・コステロ風おしゃれ親父は、音楽が始まった途端、人差し指・小指を立て「ウェーイ」と叫びながら舌を出すジーン・シモンズ風ハードコア親父だった。

時折、子供達が乗っているのをみかける、スケボーの様な感じの、ボード部分は瓢箪型で、車輪は二輪になってて、乗って腰をクネクネ捻らせると蛇行しながら進んで行くやつ、ミズスマシやアメンボの様に旋回し、舐める様に進む感じ、地面からの抵抗から全く自…

小狭くて小汚いけど地元民に寵愛されている焼き鳥屋さんに連れて行ってもらう約束をしているのだけど、全国テレビで紹介されてからというもの、遠方からの客が途絶えず連日満員でついには行けてない。常連さんの迷惑になるからテレビ取材は受け付けないよ、…

たまに眉毛の中で一本だけ他より長く伸びているのを見つける。たまに左耳に一本だけ毛が生えてるのを見つける。思うに不思議なのは、いつもそれらは伸びきった状態で見つかるということ、つまりその成長過程がすっとばされている、何か一夜で颯爽と伸びたか…

母親と電話で話すたびに、「あんたは幸せじゃねぇ」と言われる。かたやアトリエ近隣有閑マダムからは「あなたたちはなまじ才能があったりするもんだからいつまでも辞めどきを見つけられなくて可哀想ねぇ。なければちゃんと見切りをつけて就職して結婚して幸…