2018-01-01から1年間の記事一覧

ナイーブ

額装したり、梱包したりする。良い作品ができたなぁとか思ったり、全て駄作だらけの大失敗だとか思ったりする。

不注意

ブラインドリベットで皮のツギハギを留めていく。ブラインドリベットは裏側に小さな突起が出来てしまうので金槌でドカドカ叩いて潰す。終わって気がついたが、机の上に敷いてあるアクリル板に銃創のような割れが出来てしまった。

【展示のお知らせ】広沢仁展 リヴァイアサン・THE BOOK

ふたつの展覧会をします。お近くにお越しの際はよろしくお願いします。 広沢仁展 ーリヴァイアサンー 2018年4月16日(月)〜28日(土) 11:00〜19:00(最終日16:30)日曜休廊 東京都中央区銀座5-5-15 THE BOOK vol.3 ブックアート展 2018年4月16日(月)…

花見

鎌倉で大人の人たちと花見をする。桜は全て散っている。けれども桜の咲いている時期は寒いので暖かい方が良い。寒いと小便が近くなる。

花見

40歳を過ぎてからというもの、エンジンのかかるのも遅くなればガス欠のように体力集中力が急に切れたりするようになって、これからは自分自身の操縦の仕方、付き合い方を変えていかなければならないと思った。試しに自分に向かって「どうしたい?」って聞い…

官邸前

官邸前に行く。警官の数が増え続ける。

物体X

鉢の裏に何かふわふわした卵的なものがくっついている。

官邸前

銀座から歩いて官邸前にいく。途中、日比谷公園でタバコを吸おうと思うと喫煙所がなくなっている。有楽町ガード下ではサラリーマンが飲んでいる。公園のレストランでは紳士淑女がパーティーを催している。国会前では人々が怒っている。警察官は職務を全うし…

官邸前

官邸前に行く。雨が降り寒い。「言葉を壊すな!」

国会前

国会前に行く。誰もいない。雨が降ってくる。

やりなおし

最初の金地の作品は完成したけれど、つくりながらも薄々感じていた多分悪くはないだろうけど決して良くはないなという予感がはっきり現実のものになり、しょんぼりしながら一から作り直す。自分でいうのもおこがましいけど健気だなぁと思う。気分を変えて銀…

展示のお知らせ【希望vol.12】

グループ展に参加します 希望vol.12 3月6日(火)〜16日(金) 日曜休み 11:00〜18:00(最終日17:00) ギャラリー砂翁&TOMOS 〒103-0023 中央区日本橋本町1-3-1 よろしくお願いします。

盲目のまま手探りで

作品を作っているが自分が何を描きたいかどうもよく分からないまま進めている。多分よくない。

渺茫たる郷愁

和紙屋さんに和紙ロールを買いにいく。随分前に購入したのが厚口で具合がよくて同じものをと思ったけど品名が分からず、端切れを持って行って店員さんに尋ねるが分からぬと言う。しょうがなくおすすめを購入してアトリエに戻ると、以前買ったもののちょっと…

額改造

アルミフレームのマット装用額を改造して浮かし額にしてみる。悪くない感じに仕上がったと思う。

ハリケーン

「僕らが漁師だったころ」チゴズィエ・オビオマ。 仲睦まじい兄弟らが、釣りの帰りに出会った狂人に「お前(長男)は弟に殺される」という物騒な予言をされる。一笑にふせとけば良いものの、その言葉は呪いのように長男の内面を侵食していく。そしてそれはウ…

あるがまま

雪が降る。アトリエから家まで歩いて帰る。道中ビートルズのアルバム「let it be」を聞く。家に帰り着くとちょうど最後の曲「get back」が終わる。食後ラジオ体操をする。肩、痛みとれず。なすがままに、あるがままに

脳ガス爆発

「熱帯雨林の彼方へ」カレン・テイ・ヤマシタ カズマサ少年の額の中心から浮かんで回転を続ける奇妙なボールは、彼が鉄道会社に就職した際、線路の異常を感知するメーターとして有用になるとかという話が淡々と続いたところで唐突に「さて、おそらく、ここま…

波乱万丈

「東京タクシードライバー」山田清機 熱く重たく楽しく悲しい人生が詰まっている。自分はタクシーにはほとんど乗らない。たまに仕事で乗ったりするとき、同乗者が運転手とごく自然に話すのを見るとすごいなぁと感心する。志の輔の落語で態度の悪い運転手の場…

ラジオ体操

版の掃除をする際、なんか肩が痛いなと思ったのはいつ頃からか、それ以外にも日常生活レベルで腕を伸ばしたり、後ろに振り返ったりする際に鋭い痛みに襲われるというのが続いて、いわゆる四十肩なんだろうか、全く腕が上がらないというわけでもないのだけれ…

いわれのない後ろめたさ

「ビリーザキッド全仕事」マイケル・オンダーチェを読む。詩(死)の圧力、熱量。

傑作2

屏風箱の余りでもうひとつ書類入れを作る。またしても良く出来たと自画自賛する。心は展覧会に向けての作品を作らねばと焦っているのに、体は今しなくても良いことを一生懸命している。

ものくう人

おせちの残りでカレーを作る。甘いの後に辛味が立ち上がり、その後に、苦い、しょっぱい、生臭い、など一口ごとに様々な味が現れ消えていく。自分で作ったから言えるが、残飯カレーだなと思った。辺見庸のエッセイでタイで修行僧と一緒に托鉢して皆で食べた…

警笛

おみくじは小吉で、仕事もうまくいかかず、待ち人は来ない。健康もよくなく探し物など出てこない、当然金回りもよくないし、新しいことをはじめてもことごとく失敗する等、碌でもないことばかりが書かれ、紙片の上部には風に吹かれて右往左往する笹舟の歌も…

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。